近年、患者中心の考え方や、コロナ禍で求められた遠隔技術の活用、Decentralized Clinical Trial(DCT)への期待もあり、臨床試験データの収集方法として、DDCは益々注目されるようになっていることはご承知と思います。一方で、DDC実施への興味や関心は高まってはいるものの、大きく導入が進んでいる、あるいは導入予定の企業が増加しているという状況ではありません。
主な理由は、
導入による効果は?
最適なプロトコールは?
施設側が受け入れるのか?施設側のメリットは?
などであると考えられます。
今回は、アイメプロDDCがこれらの課題をどのように解決するのか、ご紹介をさせていただきます。
①導入による効果
・コスト削減 DDCを導入することで、DDCに入力したデータはEDCへ自動に取り込まれます。これによりDDCを原資料/原データとできる項目については、SDVが不要となります。もちろん、患者背景などの既往歴や治療期間などを電子カルテから確認する必要がある場合は、SDVが必要な項目も存在します。プロトコールにもよりますが、50-90%のSDVが不要な項目となる想定であります。実際の試験をベースにコストシュミレーションをした資料が以下となります。
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