第3回のメルマガは「抗アレルギー点眼薬の開発における結膜抗原誘発試験(CAC試験)」について当社の経験をもとにご紹介します。
アレルギー性結膜炎の新薬開発や治療法の評価を行うために結膜抗原誘発(Conjunctival Allergen Challenge:CAC、以下「CAC試験」)試験があります。CAC試験は、非環境下でアレルギー性結膜炎の症状を再現し、薬剤等の治療効果を評価するために海外で開発された試験方法です。現在、抗アレルギー点眼薬の開発において海外および本邦においても標準的に実施されています。
当社は眼科領域を1つの専門領域としており、CAC試験も多数経験しています。そこで、当社の経験を基にCAC試験について以下の3点を共有します。
1.CAC試験の起源および日本での導入
2.試験の位置づけおよび方法
3.試験のポイント
続きは以下から
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